MRと医療機器営業マンの日常

MRと医療機器営業の違い、リアルに紹介していきます!

MRと医療機器営業の違い⑩ 医療機器営業の年収

タイキです!


前回まではMRの待遇や年収について紹介してきました。

今日は医療機器営業の年収について紹介していきます。

医療機器営業と言ってもマチマチなのですが、私の会社について身バレしない程度に紹介していきます!



MRの間では、「医療機器は利益率が低いからMRよりも年収が低い」というのが定説でした。


これは正しくもあり、間違いでもあります。

医療機器でも扱う製品によって利益率は異なります。

消耗品系は利益率が低く、器械系の利益率は高くなってます。

一概に「医療機器メーカーは利益率が低い」はといえないのです。

これと同じように、メーカーによって年収はマチマチです。



気になる年収ですが、全体的な平均で言えば、製薬業界よりは低くなると思います。

ただ、会社によりけり、人によりけりですね。

私の会社で言えば、平均で言えば国内中堅製薬会社と同程度だと思います。



医療機器業界は、大手のほとんどが外資系メーカーです。

外資系医療機器メーカーの特徴と私の実際の年収を紹介していきます。



①ベースの年収は前職次第
外資系医療機器メーカーで働く営業マンの大多数が、中途で入社した社員です。

中途で入社した社員の年収は、前職の年収・経験などで決定されます。


業界経験有りの人でヘッドハンティングされてきた人であれば、前職の年収+α の年収が設定されます。

業界経験有りでもヘッドハンティング以外で入社してきた人、業界経験無しの人であれば、前職の年収をそのままスライドというケースが多いです。


つまり、採用された時点で年収の幅は非常に大きくなります。

製薬業界よりもかなり低い人もいますし、同程度の人もいます。

外資系医療機器メーカーはボーナスで稼ぐ形の給料体系のが主流なので、ベース給料がMRよりも高い人はそう多くないと思います)


ちなみに私のベース給料は600万円です。

会社の中ではこれでちょうど中間ぐらいだと思います。



②手当は少ない
これは医療機器メーカーに限らず、外資系あるあるですね。

全部ベース給料に含めるので、ほとんど手当はありません。

うちの会社であるのは法律で定められた最低限の手当(休日出勤手当や深夜手当)と、少額の住宅手当だけです。


私は地方にいるので住宅手当は月5万円。

年間で60万円です。


ということで、ベース給料と合わせると660万円ですね。

これが最低限保障されている給料です。


この時点ではMRよりも全然低いですね。



③ボーナスで稼ぐ
これは医療機器メーカーに限らず、外資系メーカーであればどこと同じだと思いますが、成績によってボーナスが大きく変動します。


うちの会社であれば、ボーナスは年に1回。

成績によって変動します。


最低は0円です。

もちろん0円の場合もあり得ますが、色々な条件があるのでボーナス0円のケースはあまり多くありません。

だいたい、40万円は最低もらえます。それでも少ないですが。


最高は理論的には青天井で、最近だと最高1,500万円という方がいたらしいです。

ただこれはかなりレアなケースで、達成した場合のボリュームゾーンは200万円〜300万円程度でしょうか。

多くて500万円です。


私の場合、達成して200万円もらえたとすると、総支給額は860万円です。

ボーナスもらえたら、MRのときにもらっていた年収を大きく上回ります。
(大手製薬会社に比べたら全然少ないですが)


夢がありますね。その反面、安定はしないですね。



以上が外資系 医療機器営業マンのリアルな年収です。

MRのときは「医療機器の営業マンはMRより年収低いんだろうな〜」と正直思ってましたし、周りのMRも同じ考えの人が多かったです。


前職の年収次第、ボーナス次第というところはありますが、医療機器営業も結構もらってます。


ただし、新卒で入ると給料が低いケースが多いので注意が必要です。


安定はしませんが、夢がありますね!

次回は、医療機器営業マンの待遇について紹介します!


では〜





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